お茶して帰りませんか?

『健康で楽しく暮らす』を目指すカウンセラー時枝はるねの日々の記録とお知らせ

【映画『罪の声』】海の中から水面に差し込む光を見るような

えぐいぐらいに完売状態の

映画館の「鬼滅の刃」の表示に

震えました((((;゚Д゚)))))))

時枝はるねです。

  

コロナって、もう大丈夫なの?(^_^;)

というくらいの賑わいの映画館に

『罪の声』を観に行きました。

tsuminokoe.jp

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ふとしたことで

子供の頃の自分の声が

35年前の事件の

脅迫テープに使われていることを

知ってしまった男性と

上の命令で35年前の事件の真相を

調べなおすことになった新聞記者

 

それぞれが真相を知るべく動き

やがて二人は出会い

共に当時の関係者をたどっていく

 ・・・・・・・・・・・・・・・・

序盤のあらすじは↑こんな感じ

 

実は観に行くのを少し迷ってたのですが

脚本が野木亜紀子さんと知って

俄然テンションが上がってしまった。

(あと予告で私の好きな役者さんがたくさん

出ていることを知ったので。メインのお二人も

その他の皆さんもキャスティング絶妙でした。)

 

この手の作品って

 

こういう過去の事件を掘り下げるって

誰にもいいことないんじゃないのか?

とか

関係者をさらに傷つけるんじゃないのか?

とか

それをエンタティメントとして楽しんでいる

ことへの罪悪感

とか

色々考えてしまうんだけど

 

この映画のラストを観て

予想を覆されたというか

エピソードのひとつに

上記のこの手の映画を観るモヤモヤを

払拭するようなエピソードがあって

 

重いテーマだからきっと観終わった後は

どんよりした気持ちなのかしら?というのを

大きく裏切る?ことになりました。

 

海の中から水面に差し込む光を見るような

温かい気持ちになりました。

苦しいエピソードももちろんあるのですが

主人公とともにその苦い気持ちを

受け止めるのも意味があると思います。
(すみません、ネタバレしたくなくって

ふわっとした表現で)

 

私が一番心に残ったシーンが

ある登場人物が友人に

「あきらめたくないねん!」

と、言っていたところ

 

あまり書きすぎるとネタバレに

なってしまうので、、、なのですが

自分ではどうしょうもない状況ですら

自分が幸せになるためになんとかしよう

他人にそれを奪われたくないという

想いがせつなくて、、、

 

もうひとつ印象的だったのが

主人公のひとり

新聞記者の男性が

過去に仕事で子供を亡くした

遺族に会って

悲しい顔をしながら

他の新聞社を出し抜くために

エピソードを聞き出している

自分が嫌になったという話を

していて

 

私も昔、取材の仕事をしていて

すごく熱心に話をしてくださる相手に

うなづきながら

その相手の想いとは別に

記事の読み手にどう伝えたら

喜ばれるのか?

取材の趣旨としては

それよりこちらの詳細を

など、考えるのがしんどくなって

 

もっとこの目の前の人に

よりそって話を聞く仕事がしたいと

思ってカウンセリングや占いの仕事を

するようになったのですが

 

彼のようにあの仕事のままでも

話し手に寄り添うやり方も

あったのではないのかと

思いました。

 

原点を再び思い出したのでした。

 

ところで

松重さんと小栗さんがタコ焼き

食べてるシーンが美味しそうで

帰りにタコ焼き買ってしまいました

孤独のグルメめっ!(違う)

 

実は家族に内緒で観に行ったため

チケット手配と道案内頼まれて

なんと二日続けて観ることに(^_^;)

 

2回観ても見ごたえのある

いい映画でした。

 

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