私がまだ20代のころ
東京に住んでいた時の話をします。
時枝はるねです。
数十年前の冬
お正月休みあたりから異変が。
妹とお買いものしてると
なんだか疲れる
普段買い物途中に座りたがることのない私が
しょっちゅう休憩したくなって
自分でも不思議だったんです。
もともと生理痛が重いほうだったので
にぶい下腹の痛みに慣れてました。
ただの便秘かしらなんて思ってると
やがて異変は、胃の痛みに
金曜日だから
土日に悪化すると困るなぁと
念のため病院へ
若い医師の診察は
盲腸かもしれないとのこと
念のため今日だけ入院して
明日の朝の様子で薬で
対処しましょうとのこと
翌日、専門の技師さんらしき方が
エコーでお腹を見て
顔面蒼白、内線かけてる?
年配の先生が飛んできました。
二人して不思議なものを見る目で
「ちょっと飛び跳ねてみて?」
「痛くない?」
と言われるも鈍い痛みは
続きすぎてよくわからなかったんです。
「これは絶対手術。今すぐ」
本来、土曜に手術しないのに
緊急手術
執刀医は、昨日の若い医師
嫌な予感
は、的中!
虫垂炎が悪化しすぎて
破れた腸が中でくっついて
出てこない!
「僕の手には負えません!」
若い医師ギブアップ!
なんですとー!?
経験を積ませようと立ち合いのつもりだった
年配医師叫ぶ!
「準備してくるから、待ってて!」
若い医師に任せるよう、
あえてすぐ手をだせないようにしてたのでした。
なんですとー!?
年配医師が、かなり優秀な方だったので
なんとか助かりました。
最後に若い医師が
「勉強になりました!」
なんですとー!?(涙)
部分麻酔だったから全部丸聞こえ
年配医師いわく
「全身麻酔にすればよかったね。わっはは」
なんですとー!?(号泣)
結局、腹水を抜くために
お腹に管をつけたので
虫垂炎ですが1カ月ほど入院しました。
年配医師からはその後
「あなた痛みの感覚鈍いみたいだけど
我慢強いと命が危ないのに気が付かないから」
と叱られました。しょぼん。
今の状況も
自覚症状に気づけるか?
が、問われていますが
自分の身体の声をしっかり
聞かねばなぁと思います。
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