お茶して帰りませんか?

『健康で楽しく暮らす』を目指すカウンセラー時枝はるねの日々の記録とお知らせ

あなたを閉じ込める「ずるい言葉」【本】

某書店で

この本があった場所が

人文の社会科教育で

びっくりした

時枝はるねです。

 

なるほどタイトルが

『10代から知っておきたい 

あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』だもんね

まえがきも中学生高校生に向けてのものだった

10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」

 この人は実はこういう考えがあるから

こういう発言をするのだという

ガイド本

 

難しい、非常に難しい

なにが難しいってこの本を紹介したい

とは思うんだけど、

どう紹介しようか、すごく悩みました。

何回も書き直した。

 

これから書くことは

あくまで私の個人的な意見や感想なので

それをふまえて読んでいただきたいし

ぜひ一度手にとられて

あなたの感想を教えてほしい。

 

私が読んでいて感じたのは、部分的に

「え、それって決めつけていいんですかね?」

って、感じるところが若干あって

あとがきによるとそれは

自分を正当化するための抜け道や

誰かを傷つけてもいい理由探し

らしいけど

ずるい言葉のずるい理由をあげること

そのものが自分を正当化することなのでは?

と、思ってみたり

 

子供は親が日常でそう言ってるからと

いう理由で発言してることもあるし

(大人になってもそういう人はいるけど)

みんながそう言うからって

よく考えもせずに言っちゃう人もいるし

 

自分で考えるのが苦手だから

人の意見にのっかっちゃうけど

自分の発言に責任持てない人もいるし

 

だからこのひとはこういうことを言うのは

こんな考えをもっているからだ!

と決めつけてしまうのはちょっと乱暴な

気が私はするのです。

 

私のカウンセリングの考えが

「ずるい言葉」を使う人が

なぜそれをいうのか?

それにはどういう問題がかくれているのか

 心の奥底をつきつめたいというのがあるから

なのかもしれないけど。

 

本書と同じ理由だとしても

その先をその人と向き合ってみたいな

って私は思う。

 

「ずるい言葉」を言われた人の

ケアももちろん必要だけど

 

言ったほうのケアも大事なんじゃないかな?

 

と、思ったりします。

 

ただ、弱い立場の人が  

「ずるい言葉」に飲み込まれない

助けになるとは思うので

言われる立場の人にとっては

救いになる本なのかもしれない。

そう私は感じました。

 

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